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心理戦
2011年01月10日 (月) | 編集 |
心理とは大げさですが。

獣医の仕事は動物を治すこと(まあ実際にはコレだけではなりませんが)。

そしてそれをするにあたって伴なうもの…

「動物に少なからず精神的・肉体的なストレスを与える」

つかまえたり、注射したり、なんだりかんだり…
治療をするためには避けられないことですが、いかにストレスを少なくすることも重要です。この辺がジレンマになっているのも事実。いかに最小限で効率的に実施することが望まれます。
特にヘビという動物は、元々神経質で人間に慣れるという動物では基本的にないので、つかまえたりすれば相当のストレスがかかっていると思われます。これにはこちらもストレスがかかります

さて、今回は治療時のことではないですが、普段用いてるちょっとした方法をご紹介します。ぜんぜんたいしたことないです

以下、セイブダイヤガラガラのフンを除去するときの様子。

DSC0433512.jpg

フンとヘビとの距離、10cm程度。フンはゴミばさみのようなもので取りますが、ちょい不安(危険)な距離です。このガラガラはおとなしいので、飛びかかってくることはまずないとは思いますが、ないとも言えない。。

DSC0433612.jpg

こんなときには、鉢皿!?のようなものをかぽっとヘビの上にかぶせてしまうのです。

DSC0433712.jpg

DSC0433912.jpg

この下にガラガラが。ヘビの方は、迷惑がっているかもしれませんが、重たいものじゃないし、ほんの数秒だし。

DSC0434012.jpg

取った後。体勢もほとんど変わらず。

このようなことをする目的は、ヘビの方だけでなく、人間側の危険をなくす(減らす)、心理的に落ち着いて作業できるようにする、ことにあります。

動物病院では、例えば、ちょっと気の荒いネコや小型犬をつかまえるときにバスタオルを使用します。これは動物を落ち着かせるということも少しはありますが、人間側が咬まれたり、引っ掻かれたりするのを防ぐ目的もあります。インコやオウムをつかまえるときもタオルを使用することが多いですし、ウサギなどもタオルで体を包んでしまうとけがをするのを軽減できます。この「タオル一枚」がどんなにこちらの心理(ストレス)を軽くしてくれることか!たまにいるやたら凶暴なハムスターなどもティッシュ一枚あるだけでだいぶ違います

ヘビの場合ですが、正直ほとんどタオルは使いません。はっきり言ってあまり役に立ちません。。大型のニシキヘビの頭部をつかみにいくときに使えなくもないですが、でもあんまり…。


今回は、心理的にいかにおだやかに仕事をするか、というお話でした。

話はズレますが、この世の中、どんな仕事をするにも心理戦のウエイトが大きいのでは?
あまり読み合い、探り合いもよくないですけど、職種や状況によっては相手(消費者など)の心理を読むことは重要ではないでしょうか?

と思う今日この頃。




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