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心の内
2010年12月20日 (月) | 編集 |
動物を相手にする仕事をしているとどうしても避けられないことがあります。
それは、別れ(死)。
状況はさまざまですが、獣医としては治療していた動物が亡くなるという厳しい現実があります。
自分の力の無さを感じたり(自責)、「何をやっても助けられなかったんだ」と自分に言い聞かせたり…しばらく悶々としてますが、獣医師という職業人ですから、申し訳なかったという気持ちと自分の未熟さを抱きつつ、その死まで至る過程を次に活かすということもすぐに考えます。

そして、
これは動物病院では一般的ではないですが、スネークセンターの場合、亡くなった動物の剖検(解剖)を行います。それをすることにより、外見だけではわからない情報が得られることが多いのです。そして、死因が判明することもあります。ここまでやって獣医の仕事だと考えています。
この剖検は死後なるべく早く行う必要があるので、それこそ落ち込んでる場合ではないんですね。いろいろ思い入れのある動物もいたりするので、解剖する前には複雑な心境になることもあります。
いろいろな想いを振り払って始めてみると…すぐに頭の中は切り替わっています。獣医として仕事を全うする、と言ったら聞こえが良過ぎるかもしれませんが、「何か情報を得よう」などある意味前向きになっていることが多いです。この辺は理解しにくかもしれませんが(ある意味こわい?)。
現に、解剖してみてはじめて「これではいくら治療してもダメだったな。」とか「今度この症状が出たらこんな治療をしてみよう。」など心境に変化をもたらすような情報が得られることも少なくありません。

これからは今までの経験を生かしてなるべく剖検が少なくなるようにしていかねば。
明らかに老衰って場合もありますけど(ヘビでも)。




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