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毒を浴びる獣医
2010年11月10日 (水) | 編集 |
スネークセンターの特徴のひとつとして、毒蛇の飼育数の多いことが挙げられます。
種類・数ともにこれほどの毒蛇を飼育している施設は日本にはないでしょう。

ということは!
その世にも珍しい!?施設に勤務している獣医師は必然的に毒蛇の治療も行わなくてはいけなくなります
もちろん危険を伴うので、簡単にできないことも多々ありますが。

毒蛇と言えば『毒』を持っています。
毒の強さは種類によってさまざまです。
スネークセンターには咬まれたらヤバい毒蛇もたくさんいます。
治療を行うときはもちろん咬まれないように十分注意しますが、
咬まれないまでも毒液が手についたりすることがあります。

まず、注意しなくてはいけないのは、「ドクフキコブラ」。
現在数匹のドクフキコブラを飼育しています。
名前のとおり毒を敵などに吹きつけることができるヘビです。
人間もヘビからしてみれば敵なので毒を吹きつけてくるのですが、そのときに目を狙ってくるんです。

ドクフキコブラを扱うときには↓のようなフェイスガードを使います。

DSC03970.jpg

幸いなことにドクフキコブラの治療は過去に1回しかありません。
リンカルスという種類で眼の治療をしました。

他のほとんどの毒蛇はドクフキコブラのように毒を飛ばすことは基本的にないですが、毒腺という毒がたまっている袋が圧迫されて咬んだ状態と同じようになったときには毒が飛んでくることもあります。
例えば、ケージのメッシュ状の部分にアタックをかけてきて毒牙がひっかかると毒が飛んでくることがあります。
また、首の付け根を押さえつけたときにたいていのヘビは抵抗してフガフガして咬もうとしてきます。
そんなときには毒が出てくることがあります。

そんなわけでシチュエーションはいろいろですが、毒液がお肌に付着することがあります
必ずってわけではありませんが、何度か手についたことは
ねっちょりとした感じで、かわくとベタベタになります

しかし、毒蛇の毒は主にタンパク質などでできているので皮ふについてもまず影響ありません。

毒蛇であろうと獣医師としては「患者」と見ておりますが、あぶない仕事だとふと思うことがあります



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